個別指導塾 に関するお役立ち情報
個別指導塾 に関するお役立ち情報
「個別指導は、先生が1対1で指導してくれる」
と思ってはいけない!
あなたのお子さんの個別指導塾は、
先生1人に対して、生徒を何名、指導しているかご存知ですか?
2名? それとも3名?
あるいは、4名以上ですか?
ちょっと、一緒に考えてみましょう。
たとえば、先生:生徒=1:3、
つまり先生1名に対して、生徒を3名指導する個別指導塾で、
▶1コマの授業時間が90分だった場合、
あなたのお子さんを指導してくれる時間は、
(90分÷3人=)30分 ということになります。
同じように、1コマの授業時間が60分だったら、
あなたのお子さんの指導時間は、
(60分÷3人=)20分 になります。
さらに、
▶1コマの授業時間が45分だったら…
あなたのお子さんの指導時間は、
わずか(45分÷3人=)15分 という事になるでしょう。
あくまで計算による平均値ですから、
たとえば、お子さんが積極的な場合には、
たくさん質問して指導時間が長くなるかもしれません。
逆に、お子さんが消極的な場合には、
うまく質問できなくて指導時間が短くなるかもしれません。
あるいは、理解するのに時間がかかるお子さんの場合には、
その子供への指導時間がどうしても長くなるため、
他の生徒の指導時間が短くなることもあるでしょう。
ここまでお話しすると、
「ほかの子を指導している間、うちの子は何をしているの?」
と思われた方が、おられるかもしれません。
多くの場合は、以下のどれかの状態です。
1:3や1:4など、先生1人に対して、複数の生徒を同時に指導する個別指導の場合には、
たくさん指導してもらえるお子さんと、そうでないお子さんが、どうしてもでてきます。
これは、
学年や科目が異なる生徒を、同じ時間帯で対応している個別指導の場合や、
先生一人に対する、生徒の人数が多い個別指導の場合には、より顕著になります。
しかしこれは、お子さん一人ひとりによって理解の早さが異なる以上は、
止むをえないこと、と言えるかもしれません。
お子さんからしても、先生が自分だけを見ているわけではないので、
3~4人の方がリラックスできてちょうどいい、と思われるかもしれません。
学力が向上し成績もアップしているのであれば、
1対3や1対4、あるいはそれ以上の個別指導でも良いでしょう。
でも、もし、あなたのお子さんが、
「個別指導塾に通っているのに、成績が上がらない!」
というのであれば、
「先生一人に対する生徒の人数が多い」という事が原因の一つかもしれません。
その場合は、
先生一人に対して生徒の人数が少ない個別指導塾を選ばれた方が、
あなたのお子さんにとって、きっと良い結果につながるでしょう。
他の記事を見る
大阪の各エリアの学習カテゴリーから探す